カードローン金利の計算方法、できるなら低金利でお金を借りたい!
カードローンは給料日前のピンチや急な入用に対応してくれるありがたい存在です。実際にカードローンに助けられた人は少なくないでしょう。しかし、使い方を一歩間違えればトラブルを引き起こすリスクもあるのです。
カードローンを利用する前に把握しておくことは沢山あります。審査のことや返済のことなどはとても大事ですが、もう一つ気になるのは金利です。金融機関からお金を借りたことがないとなかなか金利の仕組みを理解できません。
金利とはいわゆるお金を借りる際の手数料のようなもので、金利によって支払う利息が決まります。金利が高ければ支払う利息も高くなりますので、借入先選びの際に金利を重視する人が大半です。
こちらの記事ではカードローンの金利はどれくらいなのか、また金利はどのように計算するのかなどをご説明したいと思います。金利についてきちんと知っておかないと思わぬ損をするかもしれません。
銀行カードローンは消費者金融よりも低金利!
金利のことをお話する前にカードローンには銀行カードローンと消費者金融があることをご説明したいと思います。カードローンはもともと昭和60年代に大阪で発祥したもので当時は街金やサラ金などを呼ばれていました。
その後高度成長期を経て、消費者金融は成長し、膨大な利益を得るようになります。しかし、その頃はまだ銀行の主な業務は大口の取引でした。しかし、バブル崩壊後は大口の顧客が減り、銀行も個人融資へとかじを切ります。
貸金業法の改正によって思うように利益を得ることができなくなった消費者金融の多くは倒産し、生き残った大手会社は銀行と提携し勢力を拡大していきます。現在では銀行と銀行の傘下に入った消費者金融がそれぞれカードローン商品を取り扱っています。同じ系列の会社でいくつも商品が存在するということになります。
銀行カードローンと消費者金融はそれぞれ特徴がありますが、その線引きは年々曖昧なものになり、それぞれが条件の良い商品を取り扱っていますので利用者にとっては嬉しいですね。
銀行カードローンと消費者金融の違い
銀行カードローンと消費者金融の違いをまとめてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
銀行カードローン | 低金利・信頼度が高い・限度額が高い | 審査が厳しい・時間がかかる |
消費者金融 | 審査が通りやすい・即日融資あり | 金利が高い・限度額が低い |
しかし、最近では銀行カードローンも即日融資を実施したり、消費者金融でも高めの限度額を設けたりしていますので借入先によるところが多く、一概には言えません。
【関連記事】
オリックス銀行カードローンは即日融資可能?申込~借入の時間を調査
主なカードローンの金利
銀行カードローンは一般的に低金利と言われています。
銀行カードローンと消費者金融の金利を比較してみましょう。
金利 | |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% |
住信SBIネット銀行カードローン | 8.99%~14.79% |
三菱東京UFJ銀行バンクイック | 1.8%~14.6% |
アコム | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
アイフル | 4.5%~18.0% |
こうやって比較してみても銀行カードローンの方が低金利であることは一目瞭然ですね。お金を借りるなら銀行カードローンがおすすめです。
金利によって利息が決まる!金利の計算方法について
銀行カードローンの平均金利は14%台ということがわかりました。
ネット銀行は人件費などを削減できるためさらに低い金利を打ち出しているところもあります。利息について解説する前に金利に関する法律をご紹介します。
金利の上限は20%
消費者金融というと高金利で貸付を行うイメージがありますが、実際に金利について知ると思っていたより低いと感じた方もいるでしょう。しかし、実際には現在の金利になるまでに何度も金利に関する法律が制定されてきたのです。
消費者金融の金利あまりにも高く、過去には返済に行き詰まって自殺や夜逃をする人がいました。サラ金地獄などという言葉が流行り、社会問題にまで発展したのです。
そのため数回にわたって金利の上限が設けられ、現在では上限は20%の設定されていて、それ以上高い金利で貸付を行うことはできません。
金利の計算方法
それでは、この金利からどのようにして毎月の利息を計算するのかご説明しましょう。金利の計算方法は以下の通りになります。
借入金額×実質年率÷365×借入日数=利息額
例えば10万円を金利18.0%で30日間利用する場合、10万円×0.18%÷365日×30日間となり利息は1479円となります。
また50万円を金利14.0%で30日間利用する場合は、50万円×0.14%÷365日×30日となり利息は5753円となります。
返済シュミレーションを活用しよう
金利の計算方法はわかったけど、なんだかぴんと来ないという方はカードローン各社のHPから利用できる返済シュミレーションを活用しましょう。
返済シュミレーションは借入金額や金利、返済回数などを入力するだけで瞬時に毎月の返済額を計算してくれます。
返済シュミレーションを利用することで申込前にある程度返済計画を立てることができます。具体的な金額を知ることで無理のない返済計画を立てることができますので必ずチェックしてみてください。
知ってた?実は無利息で利用できるカードローンがある!
金利がなにか、利息の計算方法などについてご理解いただけたかと思いますが、利用者にとって金利は低いに越したことはありませんし、できれば払いたくないものですよね。
実は利息を払わないで済むサービスがあるのをご存知ですか。無利息ローンなどと呼ばれるサービスは消費者金融に特化したもので一定期間利息を支払わずにお金を借りることがでるものです。
先程金利の計算のところでご説明しましたが、30日間10万円を借りると約1500円、50万円を借りると約6000円利息が発生します。それが全て無料になるというのは、かなり嬉しいサービスです。
短期間で返済できそうなときには無利息ローンを利用するのがお得です。消費者金融各社のHPで詳しく紹介されているのでぜひチェックしてみてください。
借入先選びでは必ず金利をチェック!低金利の借入先を探そう
カードローンの借入先は銀行と消費者金融がありますが、銀行の方が低金利で利用できます。とくにネット銀行は驚きの低金利です。消費者金融は若干金利が高めですが、無利息サービスを実施していますのでそちらを利用すれば利息なしで借入ができます。
カードローンだけではなく、車のローンも住宅ローンも金利がかかります。どんなローンでもお金を借りる際には金利に敏感になり、できるだけお得に借入できるようにしましょう。また返済が長引くと返済総額は増えますので、返済期間をできるだけ短く早めに返済することを心がけましょう。
- クレジットカードのショッピング枠現金化とは?やってはいけない理由
- カードローンの返済額は低いほうがいい?返済額と借入期間の関係
- 携帯滞納ではカードローン審査に落ちるのか!?詳しく説明
- カードローン審査の通過率はどれくらい?通りやすい借入先を選びたい
- カードローン利用者はどんな人?最近増えつつある女性利用者に注目!
- 医療費入院費が払えない!国の支援や民間ローンについて詳しく説明
- 車を担保にお金を借る!車担保のキャッシングをご紹介
- カードローンとはなに?他のローンと比較するとこんなにメリットが!
- カードローンを完済したら解約するべき?解約のメリットデメリット
- 土日でもカードローンの申し込みはできる!即日融資の必須条件とは
- カードローンは自動契約機のほうが早く借りれる?操作方法は案外簡単
- 今すぐカードローンが必要なら窓口申込がわかりやすくてスピーディ!
- お金がない年末はカードローンに助けてもらおう!即日融資は可能?
- 借用書の正しい書き方。最低限必要な記載事項はおさえよう!
- 借金癖のある身内にお金を借りれなくできる?家族への返済義務の有無
- 車ローンを滞納するとどうなる?最終的に車の引き上げもありえる!
- カードローンの返済額は少ない方がいい!?実は損をしてるかも!
- 未成年ではカードローンNG!他にお金を工面する策を考えてみた
- カードローンの支払いが遅れた時の業者の対応、最悪の結末とは!?
- カードローン申込で本人確認の電話はスマホに来るの?