携帯滞納ではカードローン審査に落ちるのか!?詳しく説明
今すぐお金が必要なとき頼りたくなるカードローンですが、審査に通るかどうかというのは最も気になるところです。カードローンの審査はその他のローンに比べると比較的通りやすいと言われていますが、もちろん審査に落ちることもあります。
審査に落ちるケースはいろいろありますが、今回は携帯電話やスマホの料金を滞納していた場合にどのくらい審査に影響するのかということについて調べてみました。カードローン審査の要となるのが個人の信用情報ですが、携帯やスマホ料金を滞納している場合どうなるのでしょうか。
最近ではほとんどの人が携帯やスマホを所有しています。中には何らかの事情があって料金を滞納してしまう人もいます。実はこの携帯、スマホ料金の滞納はカードローン審査に影響を及ぼします。その仕組みについてご説明したいと思います。
今後カードローンの利用を検討している方にはとくに知っておいていただきたい情報でもあります。携帯、スマホの料金の滞納が思わぬところで借入の邪魔をするかもしれませんよ。
基本のカードローン審査では3つのチェックポイントがある
携帯・スマホの料金の滞納がどのように審査に影響するかご説明する前にまずは審査に関する基本情報をご紹介したいと思います。カードローンの申込条件はずばり満20歳以上であることと、安定した収入があることです。
この2つの条件を満たすことができればパートやアルバイトでも申込可能で審査に通る可能性は十分もあります。決してハードルは高くないカードローン審査ですが、3つのチェックポイントがあります。
審査では年収、勤務先、過去の借入歴をチェックします。年収は高い方がいいですし、勤務先も大手や公務員は有利です。しかし、年収が低くても、勤務先が小さな会社でも借入できないというわけではありません。
審査に最も影響を及ぼすと言われているのが、過去の借入歴などを含む信用情報です。
信用情報とは?
過去に借りたお金の返済が遅れたり、滞ったりしている場合には信用情報に記録され3カ月以上滞納してしまうとその情報は完済後5年ほど残るといわれています。ですから、ローンやクレジットカードを利用する場合には信用情報を傷つけないようにすることが大事なのです。
携帯・スマホ料金の滞納が信用情報に影響するのはなぜ?
カードローン審査に影響を及ぼす信用情報はおもにローンやクレジットカードの延滞や滞納についての記録です。電気代など公共料金の滞納などは影響しないのですが、それならなぜ携帯・スマホ料金の滞納はNGなのでしょうか。
携帯・スマホの料金を滞納するとショッピングローンを滞納したのと同様に信用情報に記録されます。もう少し詳しく信用情報の記録方法についてご説明しましょう。
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信用情報の記録方法
信用情報には申込履歴、取引履歴、契約情報などが記録されています。カードローン審査の際に金融機関が注目するのは入金に関する情報です。借りたお金の返済状況を確認し、きちんとお金を返してくれる人物かどうか見極めるのです。
入金履歴はアルファベットや記号で記録されています。$はきちんと入金があったことを示します。Pは全額ではなく、一部入金があったことを示します。そして、問題となるのはAという記載があった場合です。
Aは本人の都合によって、返済期日までに返済がされなかったことを示します。
例えば過去3カ月返済がなかった場合、信用情報には各月の欄にAが記載され滞納していることが一目瞭然となるわけです。
このように信用情報を見ると、借りたお金を返さない人や経済的に厳しい人と判断され、審査では不利になってしまうのです。
その他にも注意したい!信用情報に関する豆知識あれこれ
信用情報がどのようにカードローン審査に影響するかご紹介しましたが、その他にも知っておくと役に立つ信用情報に関する豆知識についてもご紹介しましょう。
申込ブラックとは?
カードローン審査について調べていると申込ブラックという言葉がよく出てきます。申込ブラックとはどのような状況のことなのでしょうか。
カードローンを利用する最初のステップは借入先選びですが、審査に落ちた時のことを考えあらかじめ複数の会社に申込をする人がいますが、これはおすすめできません。
複数の会社に一度に申込をすることは申込ブラックと呼ばれ、大変お金に困っていると判断されてしまいます。
また複数の申込を一度に行うとカードローン会社はお互いに他社の審査結果を確認してからと考えるため正確な判断ができないこともあります。まずは借入条件などをチェックして一社にしぼって申込をしましょう。
カードローンを解約しないとどうなる?
カードローンは完済したからと言って自動的に解約されるものではありません。完済したカードローンを解約するか否かは自己判断となります。解約しない場合には、借入可能額が残りますので万が一の際にいつでも借入が可能です。
一方で解約しないと契約が継続され借入可能額が残りますので実際に借入しない場合でも与信として信用情報に関わることになります。
いつでも借入できる状態にあるわけですから、借入可能額が50万だとすれば50万円は借入と同様にカウントされることになるのです。
解約するべきかどうかは今後のライフスタイルや経済状態によって判断しましょう。
ブラックリストって存在するの?
よく聞くブラックリストというのは実際に存在するのでしょうか。実は信用情報においてはブラックリストというものはありません。ブラックリストに乗るくらい危険人物という意味で信用情報に問題のある人物を指すこともあります。
自己破産は債務整理をしている人は俗にいうブラックと呼ばれ、審査が不利になることがあります。
ただし、どのくらい問題があると審査に不利になるのかということは借入先の審査基準や申込者の属性にもよりますの一概には言えません。
自分の信用情報を知りたいときは?
実はカードローン利用者の中には自分の信用情報を把握していない人もいます。たとえば、銀行口座から引き落としによる返済をしていた場合、気づかないうちに残高不足で返済が遅れ信用情報に傷がついていたというケースも稀にあります。
自分の信用情報を知りたい場合には、信用会社に開示を求めることができます。
信用情報の開示手続きはインターネット、郵送、窓口などで行うことができます。インターネット、郵送の場合は1000円、窓口の場合は500円の手数料がかかりますのでご了承ください。
インターネットや窓口による手続きの場合は即日、郵送の場合は10日ほどかかります。信用情報の内容を確認し、申込時期を見極めることも大事です。
携帯・スマホの料金の滞納がカードローン審査に影響を及ぼす!
今すぐお金が必要という時にとても便利なカードローンですが、携帯・スマホ料金を滞納していると審査に影響があるということがわかりました。カードローン審査の要となるのは信用情報ですが、携帯・スマホ料金の滞納は審査を不利にします。
と言いますのも、携帯・スマホの通話料金というのは信用情報とは関係ないのですが、携帯・スマホ本体を分割で購入した場合、電話料金の中に分割分が含まれるためショッピング枠として信用情報に影響してしまうのです。
つまり、携帯・スマホ料金を滞納すると信用情報に返済の遅れとして記録され、カードローン審査に不利になるのです。携帯・スマホ料金を滞納している人はまずはそちらの返済をクリアにしてからカードローンの申込をすることをおすすめします。
また、3カ月以上滞納した場合は、事故履歴として完済後5年ほど残ってしまいますのでカードローンをはじめ各種ローンやクレジットカードを利用する際には信用情報に傷がつかないように注意することが大事です。
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